【社会】林修先生の「好きなことよりもできること」を選ぶ考え方について

こんにちは。

今回は、以下の林先生の話について考えることがあったので、それについての自分なりの考察を書いてみたいと思います。

『林先生が驚く初耳学!』1/6(日) 林先生✕アンミカ先生 情熱と涙と怒りの二大授業SP!!【TBS】

全員が好きなことばかりしていては社会が回らない

フリーライダー問題という話をしていましたが、これはベーシックインカムにも繋がる話なのではないかと思いました。経済学には疎いので、フリーライダー問題というのは初めて聞いたため、調べてみました。

フリーライダー問題とは、自分の利益を求めることを一番に考える考え方で物事を判断するのであれば、投票や環境問題、ごみ問題、ボランティア活動、納税などに対して協力しにくくなってしまうというものだそうです。

参考:M.L.オルソンのフリーライダー問題と自己決定権の有効範囲|総合心理相談 ESDISCOVERY

林先生のおっしゃっていたように、フリーライダー問題が「世の中のみんなが好きなことをやると、社会が回らなくなる」という問題であるのかどうかは調べて見ても分からなかったので、また機会があれば調べてみようと思います。

ここでいう「好きなこと」っていうのはすごく難しいものだなと感じました。なぜなら、後ほど好きなことというのは偶然的にできるものであるという話があったように、環境によって好きなものと言うのは変化するものであると自分も感じるからです。だから、全員が好きなことだけをして生きていても回らないという話はありましたが、「好きなこと」というものの定義自体がかなり曖昧なものであると思います。

そういうわけで、全員が好きなことをしても世間は回るのではないかという話は、「好きなこと」の定義によってはありうるのではないかと感じました。

ちなみにベーシックインカムの問題点として、全員がお金をもらえることによって働かない人が急増してしまう可能性が高くなるということが上げられますが、それと少し似ている問題だと思いました。

解決と創造が社会から求められている

人がこの世界に存在する理由は、存在するものではないと思って生きていますが、とはいえ周囲あるいは社会に対して利益を生み出す人材が求められています。利益を生み出すというのは、林先生が番組内でおっしゃっていたように、どんなものであれなにかしら問題を「解決」することと、より多くの人から支持される価値を「創造」することであるというのはとても納得がいきます。

例えば…自分がコンピュータのハードウェア製造会社の一員だとしたら、作っているハードウェアが他の会社の製品に比べてあまり効率よく電気を使うことができないという問題が上がってきたとします(かなり適当な推測…)。そのハードウェアの開発を続けてきたのは自分で、だからこそその問題を一番早く解決できるのは自分ということになるでしょう。

つまり、自分はそのハードウェアをより低電力で使いたいという問題を「解決」すべきだという仕事が会社から求められているということになります。その方法を考えなければならないということについては、ある意味「創造」と言えるのかもしれません。その問題を解決しなければならないのは、もちろん低電力なハードウェアを社会から求められているからであり、その問題を解決した先にある低電力なハードウェアが今あるものに比べてより高い価値をもっているということにまります。

おそらくなのですが、解決よりも創造のほうが難しい問題設定なのではないでしょうか。ただ、最近は特にテクノロジーの著しい発展によって、一昔前に比べて本当に創造を社会から求められている感じがします。

日本は競争をさせられる社会

資本主義社会の上に生活する日本では特に、全員が全員、強制的に競争を求められます。お金をもらうためには、必ず誰かに勝たなければならず、その競争はかなり過酷だと感じます。

ただ、その社会が嫌なら出ていけばいいと言うのが1つ目の解決策、変えてしまえばいいと言うのが2つ目の解決策という風に番組内では説明されていましたが、個人的にはできるだけ競争するかしないかを選べる社会になってくれればいいなって思っています。

もちろん資本主義社会を否定するつもりは全くありません。資本主義はとても良くできているし、自分たちも非常にたくさんの恩恵を受けてきたのはわかります。ただ、競争が激化しすぎて問題が出てきているのも事実であり、もう少し逃げ道がある社会でもいいのではないかと感じています。

解決策はあまりわからないのですが、バーチャル国家というのが話題になっているわけなので、そのあたりをうまくつかって解決できないんでしょうか。

自分が好きなことよりもできることを探すこと

そもそも、自分が好きなこととは何なのか探すだけでも大変です。夢が持てない若者が多いということが話題になることもたまにあると思うのですが、これだけ選択肢がより広がってきた今日このごろ、自分がやりたいことを認知するだけでも一苦労です。

だからこそ、というのが正しいのか分かりませんが、今までやってきた経験から自分が社会に対して最も貢献できること、褒められることを探して、その方向に進んでいくというのは、番組内で取り上げられていたように選択肢としてとてもありじゃないかと思いました。

好きなことというのは経験によって偶然に起こるということだというのを言及されていましたが、自分が一時的に夢中になれても社会から認められなければ、満足を感じないとしたら、自分が1番夢中になれること社会から認められるというのも、満足を感じる1つの方法であると考えられると思います。

つまり、「できることをやる」というのは、一種の「好きなことをやる」ことであると捉えることも不可能ではないと思うわけです。

まとめ

番組としては、強調の仕方があまり好きではなかったですが(笑
内容はとても面白い議論でした。考えさせられる議論ではありましたが、未だに自分がどういったことで社会に貢献したいか、という部分においては結論に至っていなくて、少しもどかしいような感覚になりました。

時間がゆるす限り、しっかり将来について考えていきたいと思える内容でした。